【赤ちゃん連れの旅行も安心!】宿泊予約サイト比較!(2017年版)
掲載日:2016年12月 2日
赤ちゃん連れの宿泊を歓迎してくれる宿をみつけよう!
私の経験になりますが、かれこれ10年以上前、まだ子供が生後4ケ月に満たない小さい赤ちゃんだったころです。
当時、私がよく使っていた宿泊予約サイト「楽天トラベル」で、旅行先の山梨の旅館を探していました。
そして「あ、この宿いいな!」とようやく見つけた旅館があったのですが、
たまたまその宿が”幼児の宿泊”に対応していないようで、プランを何度検索しても”0件”になってしまったのです!
幼児の人数をゼロに戻すと、普通にプランが表示されるので、
あ、この旅館は赤ちゃんの宿泊には対応していないのだな・・・と気づきました。
もちろん、それに気づいてからは、最初から「幼児」の人数を入れて検索し、
表示された宿の中から良さそうなところを選んで決めました。
当時は、旅館が、”赤ちゃん”や”幼児”、”子供”に対応しているかどうか・・というのは、
直接問い合わせてみるか、今の例のように、宿泊予約サイト上で、幼児の人数を入れてみて表示された宿の中から選ぶというやり方しかありませんでした。
▲娘の初旅行デビュー。まだ生後4ケ月手前・・という時期でした。よく寝てくれて助かりました(笑)
さて、
それから10年以上たち、宿泊予約サイトも、旅行者の多様なニーズを反映して、
かなり細かい要望を受け入れてくれるようになってきました。
そして、”赤ちゃん連れ”を受けて入れてくれる、または歓迎してくれる旅館を特集したり、
「赤ちゃん連れのおすすめプラン」といった専用のページを設けてくれるまでになりました。
つまり、赤ちゃんOKの宿が、容易に見つかる時代になったということです!
安心して赤ちゃんと一緒に宿泊できるという点で、旅行先での不安が1つ解消されるので、これは大きいですよね。
赤ちゃん連れOKの旅館を紹介してくれる、宿泊予約サイト比較ランキング
執筆時点で、有名宿泊予約サイトである、以下の10サイトを比較対象にしています。
relux、ゆこゆこ、TOCOO、るるぶトラベル、楽天トラベル、じゃらん、YAHOOトラベル、一休、yoyaQ、エクスペディア
その中で、「赤ちゃん連れでも安心の宿」のプラン紹介や、特集ページを設けていたのは、
relux、るるぶトラベル、楽天トラベル、じゃらん、YAHOOトラベル、一休でした。
▲各宿泊予約サイトの比較
それでは、それぞれのサイトの特徴と順位を発表したいと思います、プランの数や、企画の充実度が高いサイトを上位とさせていただいているので、順位は参考程度にご覧ください。(執筆時2016.12.1時点のデータとなります)。
1位 楽天トラベル
県ごとの旅館絞り込みだけでなく、貸切風呂、赤ちゃんの旅行デビュー、ベビーベッド、離乳食対応などニーズに応じた絞り込みも可能です。
さらに、「赤ちゃんと旅行する際のチェックポイント」というお役立ち情報も掲載されているので、一読をおすすめします!
2位 じゃらん
赤ちゃん旅行のノウハウのほか、マタ旅の体験談なども掲載されていて、読み物としても充実しています。
検索の仕方が、場所指定の絞り込みがわかりにくいので、この点のみマイナスでした。
3位 YAHOOトラベル
さらに、「ベビールーム・キッズルームのある宿」「離乳食の対応ができる宿」でも絞り込んで検索できるのが便利です。
プラン数は多いですが、企画系の記事は少ないイメージです。
4位 るるぶトラベル
また、別ページとしてミキハウス子育て総研認定の「ウェルカムベビーのお宿」特集ページもあります。
5位 一休
海外ベビーグッズ通販の「babytopia」の協力を得て、地域別におすすめの旅館を紹介しています。
6位 relux
「赤ちゃん連れでも安心の旅館」というセレクトページで紹介されています。
ベビールームや、赤ちゃん用アメニティーがある旅館のメリット
最も充実した旅館の場合は、赤ちゃん用のトイレや、バリアフリーの玄関、コンセントに触っても大丈夫なカバー、
加湿器や空気清浄機、子供の遊び場として落書きスペースや絵本、ランプシェード
さらには子供用ハンバーや温度計、ベビーソープなどのアメニティーなど、赤ちゃんを第一にした施設づくりに本当に力を入れて取り組んでいる宿もあり、
そういったところを見つけられると、安心して宿泊を楽しむことができますよね。
ぜひ、各サイトの赤ちゃんプランを比較していただいて、ご自身と赤ちゃんにぴったりの宿泊プラン選定にお役立てください。
離乳食対応してもらえるメリット
旅館によっては、食事に離乳食やアレルギー食、抗アトピー食に対応してくれるところもあったり、
さらには、オーガニック素材などより健康に配慮された食材を提供してもらえるところもあるので、そういった宿に宿泊すれば食事面でも安心感がありますよね。
こだわりのあるかたは、個々の旅館のページもチェックをしてみてください。記述の多い宿ほど”こだわりの宿”と判断できます。
また、離乳食などの食事提供をしてなくても、お湯をあたためて提供してもらえたり、持参した離乳食をあたためてくれたりする宿は多いので
一声確認してみるのがおすすめです。
赤ちゃん連れ旅行のメリット、うれしかったこと
▲足湯につかる娘
基本的に赤ちゃんは宿泊代がかからないのはうれしいですが、
旅行中に、よくいろいろな人に「かわいいね」「女の子ですか?」と話しかけられたり、どこかのお店でおまけしてもらえたりと、子供が運んでくれる福みたいなものを感じました。
でもやっぱり一番なのは、家族水入らず、子供と一緒に幸福なひとときの時間をすごせることに勝るものはありませんよね。
私が遭遇した赤ちゃん連れ旅行でのトラブル体験
あれは、娘が2歳になるかならないかの時期だったと思います、那須高原のペンションの2階に宿泊したときでした。
旅行も順調に終え、ペンションにも満足していたのですが、ただ1つロビーにつながる階段の段差がちょっと気になるペンションで、
ペンションの方からも階段に気をつけてくださいね~と言われていたので、
「ここから子供が落ちたら危ないよね~」と夫婦で会話をしながら、お互い注意して気を配っていました。
しかし、いやな予感が的中してしまったのです。
さあこれからチェックアウトして帰ろうというとき、
私は、チェックアウトの手続き中で、妻もたくさんの荷物をかかえながら、忘れ物がないかとアタフタしていた矢先でした、
ほんの数秒の出来事でした、私も妻も一瞬目を離していたスキに、娘がいつの間にか階段に近づき、ゴロゴロと転がりながら落ちてしまったのです!!
高さ的には1.5メートル位だったと思います。
あっ思った瞬間には転がっていたので、もうどうしようもなかったのですが、
1つ救いだったのが、出血はなく、落ちた後に子供が大泣きしたので、(泣かないほうがマズイので)
大事ではない・・と確認をして、
とにかく急いでペンションの方に近くの病院の住所を聞いて、すぐに連れて行って診てもらいました。
結果的にはたんこぶ程度で大きなケガにはつながらなかったので事なきを得ました。
ここで1つ大事だったのが、ペンションのほうで、階段のとがった角のところに、すべて緩衝材(クッション材)を張り付けてくれていたことでした。
これがなければ、たんこぶではすまなかったでしょう。
旅館の方の本当に細かい赤ちゃんへの配慮が、大きな事故につながらずに済んでありがたかった・・・という体験でした!
A型ベビーカーは、レンタルやリサイクルもおすすめ!
赤ちゃん連れ旅行で本当に持参して良かったのが、A型のベビーカーと、抱っこひもです。
ベビーカーで入り込めないような場所は、抱っこひもが活躍してくれました。
A型ベビーカーのメリットは、B型に比べたら大きくてシッカリした作りなので赤ちゃん連れの旅行には最適でした。
ただ、デメリットとして、値段が高いわりに、長期間使用するものではない(だいたい半年以内にはB型に切り替えます)ので、
購入すると結構高くつきます。
もし知り合いで持っていて今の時期使用していない(次に生まれてくる子供のために保存している)というようなケースがあれば、
お願いして借りるのが一番良いパターンじゃないかと思います。
あるいは、エコを考えて、リサイクル・リユースもそれほど気にしないという方は、
レンタルショップでA型ベビーカーをレンタルしたり、ネットショップで安く手に入れて、使い終わったら売却するなり、次の人にまわすというのも良いと思います。
A型ベビーカーをお得に購入
ちなみに、私は、ダスキンレントオールで3ケ月だけレンタルで借りました。
抱っこひもをオンラインで購入
赤ちゃん連れ旅行に関するよくある質問と回答
赤ちゃんはいつの時点から一緒に旅行にいけるの?
ウチは早い方で4ケ月でしたが、より確実なのは6ケ月位たったからのほうが安心かもしれません。
普段から外に出る機会が多いかどうか、季節はどうか(寒い季節や、暑い季節ではないか)、赤ちゃんの健康状態や家や家族の状況など、
変動要因もあるので、大丈夫そうだなと、判断できる時期がきてから行くと良いかと思います。
ただし、旅の途中で赤ちゃんの体調がすぐれない場合は、引き返すという選択肢も大事です。
旅行にはどんな持ち物が必要?
次にあげる全てが必須というわけではありませんが、あると便利なものも含め、
哺乳瓶、粉ミルク、離乳食、おむつ、着替え、ティッシュ、おしりふき、タオル、バスタオル、ビニール袋、おもちゃ、母子手帳、健康保険証、抱っこひも(おんぶひも)、乳液などの保湿剤、必要に応じて常備薬などです。
また、旅先の旅館近くにある、薬局やスーパーなどを予め調べておいて、現地調達というのも手です。
宿泊の時に赤ちゃんの泣き声がうるさくて、他の宿泊客に迷惑にならないの?
だからこそ、赤ちゃん歓迎の旅館がおすすめです。
旅館によっては、最初からお断りというところもありますが、歓迎してくれる宿は、その辺を考慮して
食事を部屋食にしてくれたり、貸切風呂を用意してくれたり、ベビールームを完備する旅館もあったりと
味方になってもらえます。
もちろん状況によっては少し外に出て子供をあやしたりといったこともあるかもしれませんが、
困ったことがあったら、宿の方に相談してみましょう。
また宿にどんな設備があるかは、事前に宿のHPをチェックしてみると良いと思います。
旅館でのオムツの処理はどうすればいいの?
旅館によって、注意書きがある場合や、聞いてみないとわからない場合もあるのでチェックインしたら確認してみてください。
赤ちゃんは露天風呂はOK?
赤ちゃんのうちは、衛生上の理由や、温度差が大きいので、内風呂や部屋風呂が無難です。
風呂上がりには水分補給やお肌のケアをしてあげましょう。
また泉質として、肌に刺激が強い泉質は避け、ぬるめの温度で、長時間にならないよう入浴させてあげましょう。
それでは、最後になりましたが、
赤ちゃん連れの旅行は無理せずに安全が最優先です。最終的にはお父さんお母さんのその場の判断が大切です。
特に初めての赤ちゃん連れの旅行は心配がつきものですが、だんだんと慣れてくるものです!
そして、いつしか少し大きくなった子供に、「あなたが赤ちゃんのころ●●に一緒に旅行に行ったんだよ覚えている??」と、覚えている訳がないのに、そんな会話をするときがやってきます。
どうぞ安全で楽しい赤ちゃん連れの旅行を満喫して思い出をつくってくださいね!
このページの情報は2016年12月 2日現在の情報を元にしているため
現状と一致しない場合がございます。予めご了承ください。